2017年はジャズ生誕100周年。
ジャズ聴きたいけど曲が多すぎるし、何から聴いたらいいのかよくわからない、という方いませんか?
今回は曲も凄いがジャケットデザインも優れている、ジャズの名盤アルバムをまとめてみたよ。
BLUE TRAIN/ジョン・コルトレーン
自己の音楽を追い求め続けたサックスプレイヤー。BULUE TRAINは、ジョン・コルトレーンがブルーノートレコードに残した唯一のリーダー作。緊張感のあるプレイが繰り広げられるタイトル曲のBLUE TRAINは、ジャズを知らなくても一度は耳にしたことがある名演。一見してジャズ感が伝わってくるジャケットは、全体的な青のトーンがクールでオシャレ。
クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス/クリフォード・ブラウン
赤を基調にしたジャケット・デザインが目をひく、若くして亡くなった天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの1枚。数々のレコーディングに参加しており、アルバムタイトルに「ウィズ・クリフォード・ブラウン」と付くアルバムも多い。単なるメロディさえも、聴くものに様々なストーリーが見えてくるような演奏は必聴。大人のバラードアルバム。
プリーズ・リクエスト/オスカー・ピーターソン・トリオ
「鍵盤の皇帝」と呼ばれるジャズ界きっての名ピアニスト、オスカー・ピーターソン。ジャズ入門としても激しくおすすめの1枚。「ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー」「イパネマの娘」などジャズスタンダードからボサノバまで耳馴染みのある曲ばかり。気軽に聴ける心地よいサウンドが揃った名盤。仕事で疲れた夜に静かに聴きたくなる1枚です。お客さんから曲のリクエストを受付ているような、演奏の楽しさが伝わってくるジャケットも◎。
ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン/ヘレン・メリル
「ニューヨークの溜息」と言われたハスキーボイスが魅力のヘレン・メリル。You’d Be So Nice To Come Home To はヘレン・メリルの代表的名唱となっている。この曲は、いろんなジャズヴォーカリストも歌っているので聴き比べてみるのも面白い。
また天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの演奏も逃せない。さらにアレンジはクインシー・ジョーンズと、歌手、奏者、制作すべてに一流が揃った歴史的名盤。
MoonBeams/ビル・エヴァンス
ビル・エヴァンスといえば「ワルツ・フォー・デビー」が有名ですが、こちらも負けず劣らずの名盤。アルバム・ジャケットの美女のように官能的でしっとりと聴かせてくれる1枚。「プリーズ・リクエスト/オスカー・ピーターソン・トリオ」のように、気軽に聴けるイージーリスニング的な楽曲ぞろい。静かに聴くも良し、作業しながら聴くも良し。ぜひ持っておきたい1枚です。
まとめ
クールなジョン・コルトレーン、情熱演奏のクリフォード・ブラウン、楽しそうなオスカー・ピーターソン、熱唱のヘレン・メリル、ロマンチックなビル・エヴァンス。
一見しただけでアルバムの内容、ジャズ感が伝わってくる、優れたジャケットデザインばかりだと思いませんか。
ぜひともアナログレコードで集めたいジャズの名盤たちです。
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