我が家では昔から、小鳥を飼う習慣があります。というか嫁さんの実家がずっとインコを飼っていたので、その習慣を守り続けてる感じ。
これまでも数々のセキセイインコを飼ってきました。
一時期 文鳥1羽と同時に飼っていたことはあるけど、基本は1羽飼い。今回、2年前から飼ってるセキセイインコの麦が卵を産んだ。
はじめてのことなので、ビックリしたけど、1羽飼いでセキセイインコが卵を産んだら、どう対応したらいいのか。まとめ
セキセイインコの発情期はいつ?
セキセイインコの繁殖期は、春と秋の年2回といわれてます。
でもペットとして家の中で飼われている場合、気温が1年中ある程度一定に保たれている環境下だと、年中発情期がくるそうです。
我が家の場合まさしくその環境で、冬は床暖房、夏はエアコンで1年中、快適環境。外に出ている私達人間より快適な環境。
そのため3月といっても、まだ肌寒いこの時期に産卵したのでしょう。
1羽でも卵を産むの?
はい、1羽でも発情して卵を産むんです。
以前に飼っていた文鳥も1羽飼いでしたが、よく卵を産んでました。
セキセイインコは卵を何個産むのか
セキセイインコの排卵の周期は1日おき。産卵がはじまると1日おきに1個づつ、合計5個ほど一度に産むようです。
麦の場合も
- 3月2日(土)
- 3月4日(月)
- 3月6日(水)
と1日おきに1個づつ、合計3個の卵を産みました。
産んだ卵はすぐに籠から取り出さないで放置
1羽飼いで産まれた卵は、すべて無精卵なのでヒナがかえることはありません。だからといって、すぐに卵を籠から取り出すのはNG。
卵を取り上げてしまうと、また卵を産む準備をしてしまいます。小さい体で卵を何個も産んでしまうのは危険。体力も消耗するし、生命にもかかわってしまいます。
そこで、セキセイインコ、小鳥用の偽卵を買って置いてやりましょう。
卵が十分あるとわかれば、卵を産むのをやめます。その後で本物の卵だけ、割れたり、腐る恐れがあるので取り出しましょう。
偽卵の投入時期
我が家では、だいたい2個ぐらい卵を生んだ時点で偽卵を投入。産卵から卵温めへ移行しました。
セキセイインコの抱卵期間は約20日間。その間に、卵がふ化しないことがわかれば、興味がなくなって抱卵しなくなります。それまで、偽卵は置いておきましょう。
我が家の麦も、しっかり抱卵してます。いじらしい。。。
追記 2019/03/17
3月2日に1個めの卵を生んではや2週間。。。いまだ抱卵中。そろそろ20日経つのだが、自然に止めるのを待つか、どこかのタイミングで偽卵を取り出したほうがいいのか。悩む。
追記 2019/03/30
最後の卵を産んでから20日以上経つのに、いまだにほぼ1日中抱卵している。体重も増減しているので、健康面を考えて強制的に偽卵を撤去。
しばらく卵を探していたけど、すぐに遊んでくれとそばに飛んでくるようになった。良かったです。
また卵を産んだあとは、カルシウム不足になりがちなので、ボレー粉などをエサに混ぜてカルシウムを補ってあげましょう。
セキセイインコのオス、メスの見分け方(自己流)
セキセイインコのオス、メスの見分け方は難しいです。ただ、なんとなくこの子はメスかなぁ、というポイント
- しゃべりそうでしゃべらない
- 撫でると白目をむいて固まる
あくまで、これまでの経験則からの自己流判別ですけど。
しゃべりそうでしゃべらない。よく人間の言葉をまねるセキセイインコがいますが、あれはオスが多いみたいです。オスは求愛のために、もとからおしゃべりの要素を持ってるんですね。
麦もしゃべりそうでしゃべらない。なんかゴニョゴニョ言ってるんだけどね。
スキンシップをしたとき、白目をむいてクイッとお尻をあげて体を硬直させるのは発情してます。クイッとお尻をあげたらメスの可能性が高いです。
セキセイインコ卵を産みそうなのはこんな子
これまで1羽で飼って卵を産んだ文鳥、セキセイインコは2羽。2羽ともこんな特徴がありました。
- 籠から出して遊ばせている
- 生活リズムが人間と同じ
- 飼い主によく懐いている
この3つともあてはまって、メスの場合、卵を産み確率かなり高いです。もう90%ぐらいの確率で卵産むんじゃないでしょうか。
共働きの場合、どうしてもセキセイインコも夜型に生活がシフトしてしまいます。我が家の場合も、夜10時頃まで起きている場合があります。
籠から出して遊ばせているセキセイインコも、飼い主と直接触れ合う機会が多くなるので、卵を産む可能性が高くなります。
毎日、体重を測ろう
麦の場合、常に体重は38gだったのが、卵を産む直前は43gまで体重がふえました。
なんでだろう?と思っていたらコロンと卵があったという訳で。
いまから思えば、エサも完食してたし、卵を産む準備をちゃくちゃくとすすめてたんですね。
一緒に長くいたいし健康チェックをかねて、毎日セキセイインコの体重を測りましょう。
追記
この記事の投稿後も、産卵はつづきました。
かなり短いスパンで
普通期間 → 産卵 → 抱卵
を繰り返しました。
病院にも相談にいって一緒に遊ぶ時間を減らしても、卵を生み続けました。
麦ちゃんは、2021年2月にお星になりました。
セキセイインコの寿命としては短かったと思います。卵の産みすぎも一因だったかもしれません。なにか他の病気があったのかもしれません。
かわいい家族。日頃からしっかりと見守ってあげましょう。