ステイホームということもあって、最近またまたガンプラ作りに目覚めてきた。
今回作ったのは、RG リアルグレードMS-06S シャア専用ザク(2010年11月発売)。ヨドバシカメラで1,860円なり。さっそくシャアザクつくるぞっ
RGシャアザクは、アドヴァンスドMSジョイントで組み立てもラクラク
ガンプラ30周年を記念してつくられたガンプラのブランドRG。その第2弾がこのシャアザクでした。いまから10年前のキット。
パッケージ写真でもわかりますが、RGシャアザクはパーツ分割が細かくてリアル兵器っぽいですね。カッコいい。
RGシャアザクのランナーすべて。さすがにENTRY GRADEガンダムを作ったあとだと、パーツの多さに一瞬ひるむ。
RGシャアザク内容物は、AパーツからG2パーツまで全部で9のランナー。リアルスティックデカール 1枚とスプリング2本。
最近のガンプラは組み立てもかんたん
しかし無問題。組み立てやすいんだよ、最近のガンプラは。
その秘密がこの『アドヴァンスドMSジョイント』。
腕と脚って同じもの2個作るの面倒なんだよなぁ、ってのは昔の話。RGには『アドヴァンスドMSジョイント』という、稼働する内部構造パーツがすでに用意されている。
腕、脚などは『アドヴァンスドMSジョイント』に外装をハメていく感じでスッと組み上がる。
RGは内部構造の動きにあわせて、外部装甲も動く。組み立てかんたんで可動域の確保とリアリティさを演出しています。
RGシャアザクなら動力パイプの組み立ても面倒でない
ザク系モビルスーツで一番めんどくさいのが動力パイプ。ご覧の通りパイプがズラッと並んでいます。はぁ、めんどくさ、、、、くない!?
そうなんです。最近のガンプラは、やっぱり進化してるんです。このように動力ケーブルパーツをパイプ部分に差し込んで、あとはランナーから外すだけ、という素晴らしい作り方になっています。
動力パイプ作成時の注意点
安心して気を抜くと、写真の状態からビヨーンとケーブル・パーツがはねてパイプ部分が飛び散る羽目に。。。このパーツも小さいから探すのしんどかったよ。
パーツが米粒より小さい・・向きがわからん
1/144スケールだとパーツが小さいのよね。もう米粒ぐらいのパーツもあって、ぬぬ、もう、これどっち向きなんだよっ!と気づくと独り言を言っている。もう50歳のおっさんの肉眼では判別できぬ。ハズキルーペがいるな。。。
RGシャアザクは各部の作り込みが凄い
もくもくと作り続けること5時間(昼食休憩はさむ)。完成!
付属のシールを貼って塗装はせずに、スミ入れのあとつや消しスプレーをひと吹き。
RGシャアザクは1/144スケールで全高約13cmほど。飾るにも場所を取らないお手軽サイズ。
短いスカートと太めの脚がJKっぽい。どことなく丸みを帯びたデザインながら無骨さが漂う。大河原邦男のデザインはすばらしい。
ボディは2色。赤い彗星といわれますが、このRGのザクはピンクですね。テレビアニメ ファーストガンダム版に近いカラーかな。組み上げるだけでこの出来栄え。素晴らしい。
ランドセルの赤がちょっと全体的の色合いから浮いてる感じするな。
RGシャアザクのモノアイはシールで表現。顔の向きに連動してモノアイが動きます。肩ショルダーや上腕、胸部のモールも細かい。
肩シールド、アーマーが、肩の位置から大きく外れた位置まで動かせるので、両腕ともに、ここまで水平にあがります。シールドの裏も別パーツでしっかりと表現されています。
膝立ちもこの通り。右足は本当はもっと上がるんだけど、これ以上は腰アーマーが邪魔。
フロントとサイドの腰アーマーは、無理な脚の動きをすると、ポロリとすぐに外れてしまうので注意。
そこで、サイドの腰アーマーを、ポロリしないように接着。これで良しっ。
脚の動きにあわせて、太ももの外装甲が分割して動いているのがわかりますね。らくらくと、とはいきませんが、バランスを調整してやれば、片足立ちも可能。
脚の動力パイプはスプリングが使われてます。昔 MGのザクF2をカスタマイズしたときにスプリングを通したことを思い出した。
そして、この脚まわりのディティールの細かいこと。凄すぎるっ!
シールを貼ってRGシャアザクをディティールアップ
関節部分などはリアルスティックデカールと呼ばれるシールを貼って、かんたんにディティールアップが可能。
ポージングが決まる可動域の大きさがRGシャアザクの魅力
RGシャアザク付属兵器は、ザクマシンガン、バズーカにヒートホークの3種類。
バズーカは腰に装着させることも可。しかしこの位置に装着すると、背中のジェットの影響を受けないのだろうか。。。
ルウム戦役では5隻撃沈の戦果をあげたというシャア。
卓越した操縦技術でMS-06Sザクを繰り、通常ザクの3倍のスピードで戦場を駆け巡り「赤い彗星」とよばれ連邦軍から恐れられた。
「当たらなければどうということはない」
「ええーい、連邦のモビルスーツは化け物か!?」
「君の父上がいけないのだよ。」
じっくりと眺めながら戦場を駆るシャアの勇姿を妄想して楽しむためのプラモデル
20代後半のときにMG(マスターグレード)が発売されてガンプラ作りに夢中になった。今から約20年くらい前の話。
今回のRGは、その当時のMGにくらべると、驚くほど組み立てやすい。1/144と各パーツが小さくなって、おっさんにはちょっとしんどい部分もあるけどね。
しかも素組でも十分カッコよくて、腕とか脚とかグリグリ動くのでポージングもかっこよく決まる。
しかしファーストガンダム世代の大人として楽しむのであるならば、このRGシャアザクは、グリグリ動かして遊ぶというより、ポーズを決めさせて、じっくりと眺めながら、シャアと共に戦場を駆け巡っている姿を、頭の中で妄想して楽しむためのプラモデルかな。
とにかくかっこいいぜシャアザクは!
RG 1/144 MS-06S シャア専用ザク
価格 | 2,750円(税10%込) |
---|---|
発売日 | 2010年11月27日 |
対象年齢 | 15才以上 |
作品 | 機動戦士ガンダム |