女性ジャズヴォーカリスト名盤3作。迷ったらこれを聞いとけ

日中は、まだまだ残暑きびしい暑さが続くけど、朝晩は涼しくて過ごしやすくなってきましたね。

秋です。食欲の秋。芸術の秋。スポーツの秋。いろんな秋あれど、ジャズが似合うのもやっぱり秋なのだ。

ジャズ聞き始め歴5年目に突入のヒヨッコのわたくしめが、秋の夜長にじっくりと聴きたい女性ヴォーカルの名盤を紹介しよう!

カーメン・マクレエ / ブック・オブ・バラーズ

女性ジャズ・ヴォーカルと聞くと、元気いっぱいな声量やアドリブばりばりのスキャットのイメージじゃないですか。日本でいうとPOPSじゃなくて、こぶしをまわして歌う演歌歌手みたいなイメージ。わたしはそう思っていました。このカーメン・マクレエを聞くまでは。

カーメン・マクレエは、エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンに比べる、通好みのヴォーカリストといわれています。

歌の巧さもさることながら、歌声から滲み出てくる個性が強烈。一度聞いたら、次に違う曲を聞いても、「あれ、これカーメン・マクレエじゃね?」 とわかるはず。

とくにこのブックオブバラーズは、アルバム名が示すとおり、カーメン・マクレエがしっとりとささやくように歌い上げている1枚。

しっかりと譜面通り歌っているようでいて、独自のニュアンス変化をくわえて歌っている。いわゆるカーメン・マクレエというヴォーカリストの個性が光り輝く1枚。

ジャズ歴が浅くとも、このアルバムを知っていれば、間違いなくジャズ通ぶれる1枚。

エラ・フィッツジェラルド / エラ・イン・ベルリン

レコードプレイヤーを買って最初に買ったジャズの1枚がこのエラ・フィッツジェラルドのエラ・イン・ベルリン。

買った当時は、エラ・フィッツジェラルドの名前はなんとなく知っていた程度。中古レコード屋で知っている名前の人のアルバムだから買った。

いざ聞いてみると聞いたことのある曲も多く、スキャットも織り込んでノリノリの元気になれる楽曲ばかり。ご陽気なエラ・フィッツジェラルドの人となりが伝わってくる。

ジャズビギナーにおすすめの1枚です。

サラ・ヴォーン / アット・ロンドン・ハウス

カーメン・マクレエ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンは、女性ジャズヴォーカリストの中では、外せないテッパンの3人。

このアット・ロンドン・ハウスは、その名が示すとおりロンドンハウスというジャズバーで録音されたライブ盤。サラ・ヴォーンもスキャット使いだけど、このライブではじっくりと聞かせてくれる歌声を披露。

全編にわたってしっとりと歌い上げていて、息遣いやお客さんの拍手、笑い声など、ジャズバーの雰囲気がもの凄く伝わってくる。紅の豚のジーナのバーのよう。

秋の夜長に、好きなお酒を飲みながらじっくりと聞きたい。

個人的に大好きな1枚。

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