2016年3月27日更新。
だいぶ暖かい日も多くなってきましたね。
もうすぐ春っす。
我が家のけやき盆栽も、枝先に新芽の姿がちらほら。
けやきはこまめに剪定と芽摘みをおこなうことで、枝を増やし理想の樹形に近づけていく、と本で読んだ。
人生初の芽摘みをやってみよー。
芽摘みとは
小枝を密生させるために行うのが芽摘みの作業。
なぜ芽摘みをおこなうと小枝が密生するのか?
本来なら伸びて枝葉になる芽を取ってしまうので、枝葉の数が減ることになります。葉の数が減るということは、光合成ができる葉の表面積の減少を意味します。
そこで植物は、こらあかん、と代わりの枝を伸ばし、葉の数を増やそうとする。この植物の新しく枝を出す力を利用するのが芽摘みです。
また芽摘み後に出る葉は、小さくなります。そのため盆栽の大きさにマッチしたバランスのとれた葉になっていきます。盆栽としては小さいのに葉っぱだけ大きいのはおかしいですからね。
芽摘みもどこから枝を出させるか等いろいろと考えて行うらしいのですが、まったくの初心者であるわたくしにはさっぱりわからん。そこで、樹形からはみだしている枝や、枝が密集している箇所から剪定、芽摘みすることにしました。
けやきの木は成長も早いので、パチパチ剪定をしても大丈夫と以前どこかで目にした。そのかすかな記憶をよりどころに、ガッツリと剪定、芽摘みをおこなった。
before
after
ひょろ長くはみ出して伸びていた小枝を、さっぱり落としてやった。
はたして、どのような枝ぶりに成長するんでしょうかねぇ。
楽しみです。
追記:新芽がワンサカ
芽摘みをおこなってから、1週間も経たないうちに、ご覧のとおり早くも新しい芽がワンサカ出てきました。この芽が枝になり密集していく訳ですね。納得。でも、次回からの芽摘みが難しいなぁ。
さらに約1ヶ月経過。わっさーと新しい芽が出てきました。
このわっさーと出た新芽の中から勢い良く伸びそうな芽をつんでいきます。あっ、わたしド素人なのでググッて調べてから、かなり適当につんでますw
今回はここまでスッキリさせてみました。さて、つぎはどこから芽が出てくるのか楽しみです。
芽摘みをおこなう理由まとめ
- 木を大きくせずに枝を増やせる
- 無駄な枝を剪定することで採光がよくなる
- 次に出る葉が小さくなるため枝葉のバランスがよくなる
芽摘みの参考にしたサイト
キミの盆栽びより。
http://bonsai.shinto-kimiko.com/kanri/metumi/metumi.htm
今回の芽摘みを行うにあたり、色々とサイトを見てまわりました。高齢オヤジの小難しい説明サイトが多い中(失礼)、キミの盆栽びより。が一番わかりやすかった。
植物の構造から盆栽管理、用具まで紹介されていて、盆栽ビギナーにオススメのサイトです。サイトオーナーであるキミさんの経歴も凄いです。