映画「ボヘミアン・ラプソディ」観ました?
最後のライブ・エイドのシーンは、まるでコンサート会場にいるかのようで感動しましたよね。
1985年当時にはまったく知らなかったライブ・エイドの存在。でもいまではyoutubeという便利なサービスがあって当時のライブ映像が見れる。
こういった貴重なライブ映像を保存、共有することって、歴史的な文化財の保護と同意義だとおもんですよね。
そこで今、youtubeで見れる貴重なライブ動画を、個人的な偏見でまとめてみたよ。
Metallica – Monsters Of Rock, Moscow 1991
崩壊直前のソビエト連邦共和国で行われた歴史的な野外フェスティバル。
無料ということもあって会場となった空軍基地には、一説によると200万人が集まったとか。確かに映像でみても、人人人で埋め尽くされている。
警備のため上空に空軍ヘリが飛び、地上にはソ連軍人が軍服で警備あたっている中、ソ連の若者たちは星条旗やユニオンジャックを振り、Creeping Deathでは「die die」とヘッドバンギングを繰り広げる。その中には警備にあたっていて西側世界を仮想敵国としているはずの軍服姿の軍人もいる。こういった映像からも、ベルリンの壁が崩れ、ソ連邦が崩壊していった、当時の民衆パワーを感じずにはいられない。
このコンサートのヘッドライナーはAC/DCだが、メタリカもそれを凌ぐ最高のパフォーマンスを見せています。まさに歴史的なコンサート。
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Led Zeppelin Live Performance – January 9th, 1970 (Jimmy Page’s Birthday)
初期レッド・ツェッペリン絶頂期の貴重なライブ映像。
1970年1月9日 ロイヤル・アルバート・ホールでおこなわれたコンサートを収録。
ライブ音源はすぐに出回ったのですが、映像に関しては、その存在はあまり知られていませんでした。
しかし1988年にジミー・ペイジが、本ライブ映像の存在を明らかにし出回ることに。
高音がでているロバート・プラント、ギターを低く構えリフを刻むジミー・ペイジ、鉄壁のリズムを刻むジョン・ポール・ジョーンズ、圧巻のドラムソロをみせるジョン・ボーナム。
もはや伝説のバンドの貴重なライブ映像。
Queen- Bohemian Rhapsody (Live In Budapest, 1986)
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のライブ・エイドから1年後の1986年ハンガリーのブタペストで行われたライブ。
当時のハンガリーは、西側のオーストリアとの国境に鉄のカーテンが惹かれた共産党が支配する社会主義国。
57,000枚のチケットは即完売し、会場となったスタジアムの外には、音だけでも聞こうと40,000人が集まったとか。
「ボヘミアンラプソディ」がフルでしかもライブで歌われているのは必見。
いつの世も文化的交流から国を変えていくのでしょうね。
Nirvana Unplugged & Unedited HQ Video + Extras
ニルヴァーナによって1993年に収録されたアコースティックライブ。
1994年4月カート・コバーンの死後、同年11月にアルバム発売。
「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」での荒削りな硬派なロックはグランジと呼ばれるジャンルを確立。
しかしこのアンプラグドライブでは、優しさというか丁寧でメロディアスなライブが非常に印象的。セットリストに「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」を入れなかったことからも、ニルヴァーナのアンプラグドライブへの姿勢が垣間見れる。
非常にクオリティの高いライブです。
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Michael Jackson – Super Bowl (Complete Version)
アメリカンフットボールリーグの優勝決定戦であるスーパーボウル。あまり詳しくない人でも、名前だけは聞いたことあるよね。
最近ではハーフタイムにアーティストがライブパフォーマンスをすることでも有名に。
過去には、レディ・ガガ、U2、プリンスやジャネット・ジャクソンなども出演。とくにジャネット・ジャクソンはライブ中に衣装がはだけて胸があらわになってしまうハプニング付きで日本でもニュースになりました。
このハーフタイムショーの1回目のライブパフォーマンスが、1993年のマイケル・ジャクソンによるもの。
それまでハーフタイムに視聴率が落ちてしまう事を懸念して生まれた企画でしたが、前半戦を上回る視聴率を叩き出したとか。
スタジアムのスクリーンを使った登場演出や、マイケル・ジャクソンのキレッキレの圧巻パフォーマンスは必見です。