久々にレコードのカートリッジを購入。
今回、手に入れたのはオルトフォンのMMカートリッジ 2M Blue。
さっそくDP300Fで音質レビュー。
オルトフォンとは
オルトフォンは、北欧デンマークのオーディオ会社。
創立は1918年。映画用のトーキーシステムを開発する会社としてスタート。
アナログレコード用の機器の開発は1946年からスタート。
「オルトフォン」は、ギリシャ語の「真正な」「正統な」を意味する“orto”と、同じく「音」を意味する“fon”の2つを組み合わせた造語。
社の標語として掲げている「ACCURACY IN SOUND」 音の精度 を追求しています。
オルトフォン
https://www.ortofon.jp/
コスパに優れたオルトフォン カートリッジ2Mシリーズ
2007年にラインナップされたオルトフォン 2Mシリーズ カートリッジ。
オルトフォン独自の磁気回路moving magnet が2Mシリーズすべてに採用されました。
今回入手したのは、2Mシリーズの Blue。
2Mシリーズのグレードでは、エントリーモデルのRedの次に位置するモデル。
しかしこの2M Blueは、スタイラスチップに楕円無垢ダイアモンドを搭載。
でも価格は、27,000円(税別)と比較的お求めやすい。
2M Blueは、まさにコストパフォーマンスに優れたハイパフォーマンス カートリッジです。
今回のオルトフォン2M Blueは、ハードオフのネットショップ HARDOFFモールでみつけたもの。
当初はAmazonで探すも在庫状況が悪いのか、定価よりかなり高めのものばかり。
ヨドバシは定価販売していたけど、HARDOFFモールの商品は状態も良さそうだったので即ポチ。
22,000円+送料1,100円。
注文して次の日には届くスピード感。すばらしい。
オーディオ用品も数多くあるので定期的にチェックしています。
HARDOFFモール
https://www.hardoff.co.jp/
さっそくDP300Fのヘッドシェルにとりつけ。
ヘッドシェルの予備がないので、オーディオテクニカのカートリッジをはずす。
コードは2M Blueには付属していないので、前回のものをそのまま流用。
ヘッドシェルに取り付けるためのネジは2M Blueに付属しています。
鮮やかなBlueがなかなかいい感じ。
DP300Fでの針圧調整をすませて、
さっそく視聴。
オルトフォン 2M Blue スペック
- 出力電圧:5.5mV
- 周波数帯域:20Hz-25,000Hz
- ダイアモンド針:Nude Elliptical
- カンチレバー:アルミニウム
- 適正針圧:1.8g
- 自重:7.2g
まるでライブハウスで身を委ねているかのような臨場感
視聴につかったのは、ソニー・ロリンズ「A Night At The Village Vanguard」
アルバムタイトルどおり、ライブハウス「ヴィレッジヴァンガード」でのライブ録音。
「うぉっ」
オルトフォン 2M Blueにカートリッジを交換してまっさきに出た言葉。
2M Blue交換前までは、主にSHURE M44-7カートリッジで聴いていた。
SHURE M44もパンチのある音を出すことで定評のあるカートリッジ。
だけど 2M Blueは、SHUREをも上回ると個人的には思う 。
ライブハウスの臨場感 が、音の広がりとして伝わってくる。
ソニー・ロリンズのテナーサックスは、かなりの解像度で音の圧力がスゴイ。
かといって、やかましい、耳につく訳でもない。
ほんとうに ライブハウスで心地よく身を委ねているようだ。
オルトフォン 2M Blue 。
買ってよかった。
よいカートリッジです。
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