AutoGPTは、簡単な設定をおこなうことで音声読み上げモードで動作します。
そう、しゃべるんです。
speakモードの設定と、ModuleNotFoundError: No module named ‘gi’ とかエラーが出た場合の対応方法もあわせて紹介。
AutoGPTをスピークモードで実行するには?
AutoGPTをスピークモードで実行すると、AutoGPTが回答を読み上げてくれます。
Github AutoGPT Voice
https://github.com/Significant-Gravitas/AutoGPT/blob/master/docs/configuration/voice.md
スピークのオプションをつけてAutoGPTを実行させるだけ。
python3 -m autogpt --speak
実行の前に envファイルの設定から。
AutoGPTスピークモード envファイルの設定
前回AutoGPT環境の構築時に.envファイルに各種APIキーを設定しました。
その中で、ElevenlabsのAPIキー設定をおこないましたね。
このElevenlabsが音声読み上げをしてくれるアプリになります。
では、Elevenlabsの設定に声の種類である下記項目の設定を追記していきましょう。
- ELEVENLABS_VOICE_1_ID
AutoGPTのGithubに記載のある下記IDを使います。
- Rachel : 21m00Tcm4TlvDq8ikWAM
- Domi : AZnzlk1XvdvUeBnXmlld
- Bella : EXAVITQu4vr4xnSDxMaL
- Antoni : ErXwobaYiN019PkySvjV
- Elli : MF3mGyEYCl7XYWbV9V6O
- Josh : TxGEqnHWrfWFTfGW9XjX
- Arnold : VR6AewLTigWG4xSOukaG
- Adam : pNInz6obpgDQGcFmaJgB
- Sam : yoZ06aMxZJJ28mfd3POQ
Rachelの声を使うなら
- ELEVENLABS_VOICE_1_ID=21m00Tcm4TlvDq8ikWAM
のように設定しましょう。
ModuleNotFoundError: No module named ‘gi’ とエラーの対応方法
speakモード実行時に、ModuleNotFoundError: No module named ‘gi’ とエラーが出る場合。
pythonに、giモジュールがないと怒っています。
pythonに、giモジュールをインストールしましょう。
ターミナルを起動して下記コードを実行します。
sudo apt-get install python3-gi
ValueError: Namespace Gst not available エラーの対応方法
ValueError: Namespace Gst not available とエラーが出る場合。
このエラーは、PythonのGiライブラリがGst(GStreamer)名前空間を見つけられないことを示しています。これは、GStreamerがシステムにインストールされていない場合に発生する可能性があります。
まず、次のコマンドを使用して、GStreamerがインストールされているかどうかを確認してください。
gst-inspect-1.0 --version
もしGStreamerがインストールされていない場合、下記コードを実行してインストールします。
sudo apt-get install libgstreamer1.0-dev libgstreamer-plugins-base1.0-dev
インストール後、再度 GStreamerがインストールされているか確認。
AutoGPTがしゃべった
再度
python3 -m autogpt --speak
を実行。
すると wellcome to AutoGPT とすっげー流暢な英語でしゃべった!
ためしにWBCで勝つためにはどうすればいいのかAutoGPTに聞いてみた。
するとWBCスケジュールを調べて、そこから何をすべきかを考えたいと言ってきた。
オレより目的遂行能力高いやん。
いやぁ、AIってすごいですね。。。