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NIKOND40にNIKKOR35mmで広島「大和ミュージアム」で戦艦 大和を撮ってきた

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劇団四季「マンマ・ミーア」観劇と併せて、嫁さんと嫁さんの友達を引き連れて
広島 呉にある「大和ミュージアム」へ行ってきました!!

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1/10スケールの戦艦 大和は美しい

大和ミュージアムは、広島の呉にあります。呉といえば旧日本海軍の主要な基地で、いまでも海上自衛隊の基地として有名な場所ですね。

呉駅は、広島駅からJR呉線の快速で約30分ほどの距離にあります。
呉駅下車後 徒歩約5分ほどで「大和ミュージアム」に着きます。

いきなり目に飛び込んでくるのが、退役した自衛隊の潜水艦。
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大阪だとなんともシュールな光景になるのですが、海軍基地のイメージのある呉だからでしょうか。
違和感を感じないところがスゴイ。

乗艦して中も見学できるみたいなのですが、今回は時間がなく残念ながらスルーして「大和ミュージアム」へ。

「大和ミュージアム」といえば、1/10スケールの戦艦 大和の模型。

博物館に入ってすぐ、目に飛び込んできます。

圧巻。

そして美しい。

大和型は、線型の美しさはピカイチです。でもその美しさは、戦争のため、相手の船を沈めるために造られた機能美であることを、平和の時代に生きている我々は忘れてはダメですよね。

この戦艦 大和の模型以外にも、細かな数式がビッシリと書き込まれた設計に携わった方のメモ帳や、実際の設計図など、貴重な資料を目にすることができます。それにしても、こんな超巨大戦艦をつくれる日本の造船技術は、昔から凄かったのですねぇ。

館内のあちこちでボランティアの方らしき人たちが、色々と説明してくれているので、より深く知識を得ることができます。

平和な時代が続いている今だからこそ、一度は訪れておきたい博物館です。

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対空機銃を増強した沖縄特攻時の戦艦 大和が再現されています。

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あまり目にすることのないスクリュー部分。戦艦 大和の最高速度は、27.46ノット。時速にするとナント約50km/h!現代の国土交通省海事局の定義によると、22ノット以上の船は高速船と定義されます。戦艦 大和は、高速戦艦だったのですね。

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船腹の喫水線に描かれている目盛。

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こちら船尾付近の甲板の裏側。甲板に上がるための階段や、軽量化のためでしょうか穴のあいた鉄骨などが再現されています。

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象徴的な船首部分。細かいディティールまできっちり表現されてますね。

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そして有名なバルバスバウ。

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現代のタンカーなどでも、採用されている技術です。

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当時世界最大の戦艦として誕生したものの、すでに航空機の時代に。対空機銃の多さが、戦艦の時代が終わったことを物語っています。

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このあたりからのフォルムが好きです。無駄を削ぎ落とした究極の機能美。本当に綺麗な船だと思います。アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のOPでのタイトルバック時の船の角度もこれぐらいの角度ですよねw

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46cm主砲。主砲発射時には、鼓膜が破れるほどの衝撃がはしったそうです。

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対空機銃を増強した沖縄突入時の大和が再現されています。

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ゼロ戦も展示されています。
写真でしか見たことがなかったので、意外と大きいな という感じです。

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宇宙戦艦ヤマトも特別展示されていましたよ。

沖縄特攻で沈没した際には、乗組員約2,700名が命を落としました。人間は過去からしか学べません。

戦艦 大和の模型を見ていると、大きい、かっこいい、という感想しか出てきませんが、実際には多くの若者が、戦争による沈没で命を落としたことを忘れてはダメですね。

大阪からの日帰り旅行にピッタリ

広島は、大阪から新幹線で約1時間半。広島焼き、穴子など美味しい食べ物も多い。原爆ドーム、安芸の宮島など世界遺産が2つもあります。1日で、大和ミュージアム、安芸の宮島、原爆ドーム3箇所とも見て回ることも可能です。

広島オススメします。

大和ミュージアム

ABOUT ME
matonako
昭和45年生。お仕事はEC系。 嫁、セキセイインコ、魚多数と暮らす。家が大好き。休日はインドア派。 ブログはもっぱら趣味のガンプラ作り、自転車、写真、カメラ、コーヒー、軽登山について。 最近気になるモノ:盆栽、ジャズ、アナログ・レコード、インテリア、ガンプラ