現在のオーディオ構成で、音楽ジャンルによる音の聴き比べをしてみた。
オーディオ商品の口コミって「このスピーカーは、低域の厚みたっぷりで、中域のメリハリもあってクラシックよりも、ロック、ジャズ向け」のような論評が多い。読むたびに「ホントに聞き分けれるの?音の聞こえ方なんて人それぞれでしょ」と思う訳で。
やっぱり、一番参考になるのは自分の耳で聴くことでしょ。ということで、今持っているレコード、CDを使って音楽ジャンル別に音を比較してみたよ。
現在のオーディオ構成、環境など
- レコードプレイヤー デノンDP300F
- レコードカートリッジ オーディオテクニカ AT5V
- CDプレイヤー デノンDCD790
- プリメインアンプ トライオードTRV-35SE
- スピーカー ダリ ZENSOR3
- スピーカーケーブル アマゾンベーシック
動画撮影は、7.5畳の洋室でスピーカーから約2mぐらい離れた場所からiPhone6で撮影。途中、外や他の部屋の生活音が入ってる場合ありますw とくにマイク機器無しのiPhoneで撮ってるので、音量小さいです。ヘッドフォンで聴くことをオススメします。
それでは、いってみよ。
ヘビーメタル
ヘビーメタル・ハードロックの参考は「メタリカ」。
…and Justice for All [12 inch Analog]
視聴したのは、4枚目のアルバム「メタル・ジャスティス」からアルバムタイトル曲「justice for all」。乾いたドラム音とギターリフが攻撃的な楽曲。
ジャズ・ヴォーカル
女性ジャズ・ヴォーカル「ダイアナ・クラール」
グラミー賞を5回受賞している1990年代以降を代表する女性ジャズ・シンガー。2008年スペインでのライブを収録した音源。
ジャズ・ピアノ
ジャズ・ピアノ「ウイントン・ケリー」。
ジャズ・ピアニストの中でも人気の高いウイントン・ケリーの名盤。
J-POP
J-POPは「中森明菜」
言わずと知れた日本の歌姫。これほどまでに歌唱力のあるアイドルは今後出てくるでしょうか?
音楽ジャンルによる違いはわからず・・・
普段クラシック、アニソンは聴かないので撮れてません。それ以外の王道音楽ジャンル、ロック、ジャズ、JPOPで聴き比べてみました。音源フォーマットは、メタリカ、ダイアナ・クラールは新品LPレコード、ウイントン・ケリーは中古LPレコード、中森明菜はCDとなります。4枚連続で撮影したので、環境、天候、室温などに外的環境に大きな変化はありません。
どうでしょうか?
はっきり言って、音楽ジャンルによる音質の違いはない、がわたしの感想。しっかりとヴォーカルは際立って聞こえてるし、ジャズではベースの低音も良く聞こえる。全て実売価格2万円〜10万円前後のオーディオ機器としては、満足のいくレベルだと思います。レコードは、当時の録音環境とレコード盤自体の状態が音質に影響を及ぼしてる感じ。オーディオ機器自体の音楽ジャンルの得手不得手は、素人のわたしには全くわかりません。もっと高価なオーディオ機器や環境の整ったオーディオルームで聴いたら、はっきりとした違いがあるのかもしれないけどね。
最後に、各オーディオメーカーから発表されている、それぞれの機器の評価をみてみましょう。
プリメインアンプ トライオード TRV−35SE
本機はEL34の特徴である高域の延びを大切にし低域から高域までバランスの良い再生能力を持っています。
スピーカー ダリ ZENSOR3
ウッドファイバーコーンは、 軽量・高剛性でありながら理想的な内部損失を持っています。 この振動板は低域再生能力を大幅にアップし、暖かみとコクのある 再生を実現しています。
カートリッジ オーディオテクニカ AT5V
磁気損失が極めて少なく高い発電効率を実現。低クロストークでパワフルな音を奏でるVMカートリッジ。
ちょうど検討してるんだよね、という人の参考に少しでもなれば幸いです。
hava a nice audio life!