オーディオどうにかしたい熱が、またふつふつと湧いてきた今日このごろ。
家ではレコードを聞く時間が多い。そこで、お手軽に音質改善が期待できそうなターンテーブルマットを買ってみたのでさっそくレビュー。
ターンテーブルマットのアップグレードで音質改善
今回買ってみたのは、アマゾンでみつけた Hudson Hi-Fi アクリル製のターンテーブルマット。
ターンテーブルマットをアップグレードすると、振動エネルギーを吸収することで、レコードの溝と針の接着がよくなり、大幅な音質改善がみられる、とか。
このHudson Hi-Fi アクリル製のターンテーブルマットは、イエロー、オレンジ、グリーン、ブルー、レッド の5色あり。アマゾンで見るとオレンジなどが3,980円〜5,600円の価格の中で、なぜかイエローだけが2,500円と安い。
お手軽に音質改善を目指しているので迷わず一番安いイエローをチョイス。
材質はアクリルで、マットの厚みは3mm。
レコードラベル部分がくぼんでいて、ギザギザの加工がしてあるので、レコードをフラットで密着した状態に保てます。
DP-300の標準ゴムマットは、静電気が発生しやすいためかホコリがつきやすい。このアクリルターンテーブルマットであれば、ここまでホコリがつかないので安心かな。
しかしターンテーブル以外もほこりまみれだな。。。
うん、良い音になった!。。。ような感じがするぞ
さっそくアクリルターンテーブルマットをDP-300にセット。真っ黒なDP-300の機体に蛍光イエローのマットが映えますね。さっそく1枚聴いてみる。
The Amazing Bud Powell Volume 1。冒頭から同じ曲の3テイクが続くバド・パウエル全盛期の歴史的名盤。バド・パウエルは、ナイトクラブのボディガードが制止するのを振り切って店に入ろうとして、頭を殴られて入院。この事件をさかいに人も演奏も変わってしまったとか。
このバド・パウエルのエピソードは、マイルス・デイヴィスのインタビューをまとめた自伝本「マイルス・デイヴィス自伝」で語られていたもの。その他、当時のジャズ界の人間模様やマイルス・デイヴィス自身のことが、話し口調で書かれている。本の分厚さと文字量にビビるが、内容が面白すぎて読めてしまう。おすすめ本。
肝心のレコード音質の変化だけど、ピアノの音が力強く聞こえ輪郭がはっきりとした、感じがする。劇的な変化はわからないけど、2,500円ほどの出費で、音が良くなった感が得られるのであれば、良い品じゃないでしょうか。
他にもコルク製のターンテーブルマットなど種類も豊富にあるので、いろいろと試してみようと思います。
ターンテーブルマットを交換したらトーンアームのバランス調整もわすれずに
最初は標準のゴムマットの上に敷いていたのですが、途中から外しました。標準のゴム製ターンテーブルマットもかなり厚みがあります。
水平が狂っていると、針にかかる圧もかわるので、トーンアームの水平バランスは、忘れずに調整しましょう。