文房具好きにはたまらない、鉛筆のようで鉛筆でないオシャレ筆記具のご紹介です。
デザインが素晴らしいイタリア製
鉛筆は、黒鉛など鉛筆の芯のまわりを木などでカバーしていますが、このPerpetuaは芯がむき出しの筆記用具になります。
再生グラファイト素材を利用
形は色鉛筆のように円形状になっていて、持ちてにあたる面が平らになっています。
この形状がほんとによくできていて、非常に持ちやすい。
持ち手にあたる黒い部分は芯。
芯を持って書く。
チョークのようなものですね。
で、この芯が、ものすごく硬いんです。
素材は、なんと航空機などにも使用されているグラファイト。
Perpetuaは、廃棄グラファイトを再生利用するべく開発された筆記具なんです。
SDGsですね。
1,120kmも書ける!
一般的な鉛筆の摩耗距離が50キロメートル。
でもこのPerpetuaだと、最大1,120キロメートルも書けます!
って、どれくらいよ?
ということで調べてみました。
東京駅から中央自動車道〜山陽自動車道で博多駅までが約1,130kmですね。
すごすぎ。一筆書きしてたら腱鞘炎に余裕でなる距離。
デザインがおしゃれ さすがイタリア製
Perpetuaはイタリア製。
デザインがおしゃれですね。
鉛筆のデザインで、ここまで素敵に仕上がるとは。さすが工業デザインの国イタリアです。
人間工学にもとづいた鉛筆削りも付属しています。もちろん普通の鉛筆削りでも削れます。
Perpetuaのさきっぽの赤い部分は、じつは消しゴム。実用的だしデザイン的にも優れてますね。さすがイタリア製。
もちろん普通の消しゴムでも消せます。
Perpetua 試し書き
では実際にPerpetuaで書いてみましょ。
持った感触が鉛筆とは違う。ひんやりしてる。グラファイト持ってる感あります。グラファイトもったことないけど。
鉛筆の木のぬくもりとは違う硬質感があります。
上のラインがPerpetuaで、下のラインがHB鉛筆。
鉛筆のようで鉛筆でない筆記具特有の薄さですね。1,100kmも書ける硬い芯だしね。
濃さは、Hか2Hぐらいなのかな。
芯がかなり硬めなので、書き味はかなり大味。
メモ書きやちょっとしたデッサンに向いてます。
長文の文字を書くには、まったく向いていないです。
Perpetua
- 長さ19.5×直径0.9cm
- 15グラム
- 本体
- ;工業廃棄物再生グラファイト粉(80%)
- ;バイオポリマー「Zantech」(20%)
- *どちらもFDA食品基準をクリアした
- 消しゴム
- :バイオプラスチック(FDA認証)
- イタリア製
- デザイナー:Marta Giardini
たかが筆記具 されど筆記具
たかが筆記具。
されど筆記具。
Perpetuaは、素材からデザインまでイタリアのこだわりが詰まった1本。
優れた機能とデザインで、実用面と所有感を満たしてくれます。
Perpetuaをデスクの上に、さりげなく置くだけでもオシャレですね。
気づいた人はお目が高い、と。
1本そばにあると豊かな気持ちになれる筆記用具です。