去年、大阪なんばの100均で購入した苔玉が大きく成長。苔も変色してきたので、作り直してみる。
1年でひょろひょろと大きく成長した苔玉を作り直す
今作り直すのがこの苔玉。購入して約1年経過。なんの植物かわすれたけど、買ったときより2倍はでかくなってる。
苔をはがしてみると、土台となる土玉がご覧のようにちっちゃくなってる。今回はこの土台を大きくして苔を張り直したいと思います。
苔玉作りに用意するもの
- 苔玉用の土
- 苔玉用の苔
- 黒の木綿糸
- 手袋(必要なら)
- 土を混ぜる容器(汚れてもいいもの)
苔玉用の土を作る
苔玉の用土は、団子状にまるめやすいピートモスかケト土がおすすめ。
今回は、東急ハンズで購入したniwa qさんの苔玉をこさえる土を使います。この土は、ケト土、赤玉、富士砂がブレンドされた苔玉を作るのに最適化された土。1袋 500円。
水を少しづつ加えて混ぜていきます。最初から水をダバダバと入れないこと。土の柔らかさを感じながら、少しづつ水を加えていきましょう。
最適な土の硬さは、耳たぶぐらいの柔らかさです。
十分な柔らかさになったら、根っこのまわりにおむすびを握るように土をもっていきます。
なんかドロの感触がめっちゃ懐かしい。大人になってから、家庭菜園や小さい畑をする人の気持ちがわかる。土いじりって楽しい〜わ。
はい、土台の土玉完成。次は、苔を貼っていきましょう。
苔玉の苔はハイゴケがおすすめ
苔にはたくさん種類がありますが、園芸用によく目にするのが、ホソバオキナゴケかハイゴケ。
苔玉につかうなら葉がしっかりしてて大きいハイゴケのほうがいい。今回はホームセンターで購入。1パック 398円。
苔をひっくり返して、ゴミや余分な茶色い部分をちぎって全体的に薄くしていきます。
裏返した苔の真ん中に、さきほどの土玉を作り直した植物を置いて、苔を巻いていきます。
苔の継ぎ目で土がみえるところは、余分な苔をちぎって貼っていきます。全体的に苔が巻けたら、黒の木綿糸でぐるぐる巻いて苔を固定。
自分で作り直すとますます愛着がわく
はい、完成。所要時間30分で出来上がり。
自分で作り直すとますます愛着がわいてきますね。
苔玉がしぼんできた、苔が変色してきた、という方は簡単なので作り直しをおすすめします。
今回の参考書「NHK趣味の園芸 苔玉と苔」
今回、苔玉を作り直すにあたって参考にしたのが、「NHK趣味の園芸 苔玉と苔」。 苔玉の作り方から、苔盆栽のたのしみ方、苔の種類など、苔をさわる者にとって必要最低限の知識がわかりやすくまとまってます。