自転車通勤用に購入したクロスバイク escape r3。それまでのママチャリと乗りやすさを比較すると、そりゃあ、もう雲泥の差。どこまでも乗っていけそう。
でもこのescape r3に、ほんの少し手を加えてやるだけで、最強の通勤自転車になるのだ。
自転車歴10年目にして到達したescape r3ぷちカスタム仕様を紹介するよ。
10年目突入の自転車通勤仕様Escape R3
自転車通勤をはじめるために購入したEscape R3も10年目に突入。はじめはそのままんのEscape R3でも十分満足できる。 でも、楽しんで走るのはなく、通勤として毎日乗るためには、ちょこちょこと手を加えてやったほうが、より走りやすくなる。
サドル周り
自転車に乗っている間は、常にお尻が面しているサドルは超重要なパーツ。
私も真っ先に変更したのがサドルとシートポスト。私がescape r3を購入したのは2009年。当時のescape r3 2009のシートポストは、オリジナルコンフォートサドルといって、路面からの衝撃を吸収してくれるサスペンションのようなシートポストでした。シートも柔らかめで乗り心地はいいのだが、ふわふわして力が入れにくかったので即シートポストとシートを交換。
カチッとした座り心地になって、非常に乗りやすくなりました。
今のescape r3は、普通のシートポストになってるので、私が感じた、ふわふわ感はあまりないかも。でも、力が入りにくい、おしりが痛いかな、と思ったらシート交換してみることをおすすめします。
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ハンドル周り
ハンドルは高さを変更することで、ライディングポジションが変わるので、より楽な姿勢で乗れたり、乗ってて疲れにくくなったりするので重要なパーツ。
また自転車通勤だと、人混みの中や車の間を走り抜けることが多くなります。ちょっとでも、あたってしまうと大変。
そこで自転車の幅をなるべく狭くしてやれば、より走りやすくなりますよね。自転車で一番横幅をとっているのもハンドル。escape r3のハンドル幅は540mm。標準的なクロスバイクのハンドル幅となってます。
私の場合、標準のハンドル周りのシルバー感をボディの黒にしたかったのでぷちカスタム。
まずハンドルは、オフロード用ライザーハンドルバーをチョイス。両端をカットして幅520mmに。オフロード用ハンドルなので、ハンドルグリップ部が若干高くなって握りやすいポジションになりました。
また、ステムは標準より短いバズーカのステムを取り付け。ハンドル位置が若干手前にきて、自分的には非常に乗りやすいポジションに。
ステムには、ステムの角度を変更、自分にあって位置に調整可能なものもあるので色々と探してみよう。
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ホイール&タイヤ
自転車通勤でほぼ毎日自転車に乗るので、タイヤの摩耗も普段乗りよりは早くなります。また、必ず1度は遭遇してしまうのがパンク。
わたしの場合、1日約10km程度の距離でも、これまで1年半に1回のペースでタイヤ交換。さらにパンクにも数多くみまわれました。
はっきりいって自転車通勤用のタイヤは消耗品です。そんなタイヤに求める性能は、耐パンク性能と耐久性、そして安いこと、この3点につきる。
10年の自転車通勤歴からいうと、耐パンク性能と耐久性も高く、価格も安い、そしてカラーも豊富な、パナレーサー Comfyがおすすめ。
ホイールもこれまでに2回交換してます。1回目は不注意でホイールを曲げてしまったため、2回目はスポークが折れたため。 長いこと乗っているとスポークが折れる可能性も十分にあります。いつかは訪れる、ホイール交換の覚悟もしておこう。
その他の通勤仕様アイテム
サイドスタンド
escape r3には、自転車をたてておくスタンドがついてない。これって結構不便なんだよね。
でも、せっかくスタイリッシュな見た目なのに、ママチャリちっくなゴツいスタンドは絶対につけたくないよね。
そこで見た目のスタイリッシュはそのままに、簡単に取付けできる携帯用カーボンスタンド UPSTAND が超おすすめです。
泥除けフェンダー
escape r3には、フェンダーもついてません。泥跳ねや水はねが防げないので、意外とやっかい。
前輪は車体で跳ね上げがブロックされるからいいけど、後輪はフェンダーがないと、もろ背中にドロの跡がつくことになる。
かといって、ママチャリのようなフェンダーはつけたくない、そんな方はリヤ側だけ付けよう。
シートポストに取り付けるタイプやサドルレールに挿すタイプのフェンダーがおすすめ。
私がつけているのは、サドルレールに挿すタイプ。こんなので大丈夫なの?と思うけど、十分泥跳ねをブロックしてくれてます。この商品は、もう販売していないようなので、レビューが良さそうな商品を紹介しておきます。
ライト
escape r3にはライトも付いてません。
通勤仕様にするには、ライトを付ける必要があります。夜道を照らすフロントライトも重要だけど、リアライトも超重要。
車を運転してる側からみると、街灯の少ない夜道を走ってる自転車って、ホントにわかりにくいからね。
これでもか、というぐらいに存在をアピールしないと危険です。
それに道路交通法では、自転車でも前照灯、尾灯の点灯が義務づけられているので、絶対に前後ともライトをつけよう。
番外編
自転車トラブル解決ブック
最後に通勤用自転車は、常日ごろのメンテンスが大事。タイヤの外し方から、ブレーキワイヤーなどの調整の仕方まで、この1冊に自転車メンテに関するすべてが記載されています。コンパクトなので、一緒に持ち歩こう。
自分好みの通勤仕様に
escape r3は非常によくできたクロスバイク。毎日乗る自転車通勤用として、そのままでも十分に乗れます。
ただ、毎日乗ればどこかに不満というか、ここがもうちょっとこうなったらなぁ、という箇所がでてくるはず。
escape r3を自分好みの通勤仕様にしあげて、楽しく安全に仕事に向かおうぜ。