通勤用として約10年乗ってきたクロスバイクの代表格自転車GIANT Escape R3。
自分好みにちょこちょことカスマイズしていたので、めっちゃ気に入って通勤してました。
しかし、このところギックリ腰を頻発するようになり、もう少し楽な乗車姿勢で乗れる自転車に乗り換えることを決意。
色々と探して見つけたのが、tern AMP F1。はじめてのミニベロ!
ternとは
ternという自転車メーカーの存在を今回はじめて知りました。ググってみると、折り畳み自転車のパイオニア的ブランドDAHONってありますよね。このDAHON創業者の息子が立ち上げたブランドがtern。
中心は台湾ですが、デザインチームはフィンランド、プロダクトチームはドイツ、セールスはイギリス、アメリカなど、まさに今の時代を反映したグローバルな自転車メーカーなのだ。
ミニベロ+BMX=AMP F1
で、そんなグローバルブランドから生まれた次世代ストリートバイクがこのAMP F1。

どうですか、このスタイル。ミニベロながらホリゾンタルスタイルのボディラインに極太タイヤの組み合わせ。
購入後早々にカゴやら泥除けやらをつけてしまったので、オリジナルの姿はこちら。

どぉーですか、シンプルですっきり、カッコいい!
通勤用自転車としての素質は備えている
このAMP F1のコンセプトが、ROJI BIKE といって、都会だけでなく細い路地も走ることを考慮したバイク。なので通勤用自転車としての利用にバッチコイなのだ。
価格
気になるお値段は、AMP F1 2020年モデル 63,000円(税別)。クロスバイクの定番、GIANT Escape R3 2020年モデル 52,000円(税別)です。 通勤用自転車の予算は5万円前後と考えている人にも範囲内ではないでしょうか。ディスクブレーキ

前後とも主にマウンテンバイクなどに使われる TEKTRO MD-M280ディスクブレーキを装着。
雨の中でも良く効きます。
センタースタンド装備

通勤用だけでなく普段乗りには必須のスタンドが、もとから付いているのは嬉しい。しかも自転車のスタイリングを損ねていない点がグッドです。
ただ今回つけた前カゴに重めの荷物をのせていると、前タイヤが傾いて倒れそうになる。
20インチ&極太タイヤ

20インチという小口径タイヤに極太ブロックタイヤの組み合わせ。漕ぐの重いかな、と思ってたけど無問題。
タイヤが小口径なので、信号待ちからの漕ぎ出しも軽いし、走り出してスピードに乗ると、重みのある極太タイヤがゴロゴロ回っていくので軽くて楽ちん。
標準で履いているタイヤサイズ 50−406。どれくらいのサイズまで履かせることができるのだろう?
シマノ変速

変速シフトは、2本レバータイプ。シフトレバーがグリップの内側に入り込んでくるので、手にやや当たるのが気になる。
通勤用に揃えたいアイテム
泥除け

通勤用に使うなら、泥除けはマストアイテム。しかも前後かならずあったほうが良い。
AMP F1で通勤の初日から大雨。Escape R3でもシートに挿すマッドガードをつけていたので、AMP F1にも家にあった泥除けを、購入初日にとりあえずリアだけ装着させた。
細いロードタイヤであれば、前輪の泥の跳ね上げは、車体フレームがガードしてくれるけど、AMP F1はタイヤが太くて、フレームからタイヤがハミ出るのよねぇ。まっすぐ走っててもフレーム横から水が跳ね上がってきてた。
さらにブロックタイヤでスリットが深いためか、結構バンバン泥が跳ねあがってくる。レインコート着てて良かった。ズボン絶対、泥で点々なってたわ。
泥除けは絶対つけときなはれ!
カゴ

ぎっくり腰発症中は、嫁さんのカゴ付きママチャリで約1週間ほど通勤して、カゴの便利さを痛感。
AMP F1にも前カゴをつけてもらいました。
カゴ超べんり!
Esacpe R3のときは、荷物といえばカバンにいれて背負うか、袋をハンドルにかけるかしかできなかったけど、手ぶらの身軽は楽ちんだ〜。
前カゴ。
これはいいものだ。tern純正のカゴもあるよ。
ライト、ベル、テール反射鏡、鍵など
ライト、ベルも標準ではついてません。ハンドルバーは、BMX bar steel bar, ø22.2, 680mm。口径は一般的なマウンテンバイクサイズなので、ライト、ベルとも種類豊富に選べますね。
1週間乗ってみて

通勤といっても私の場合、片道10分程度の距離。身長178cmのわたしでも、小口径20インチの乗りにくさは全く感じません。Escape R3と比較しても、タイヤサイズは違えど、車体のサイズはさほど変わらない感じです。
乗車姿勢もEscape R3よりも、上体が立った腰に優しいママチャリスタイルがグッド。タイヤが小さくて、ハンドルのキレ角も大きくBMXライクなので、Escape R3よりも断然小回りききます。
AMP F1の変速は後輪の8速のみだけど、街乗りでは十分。電動ママチャリでシャカシャカ漕いでいるお母さんも抜かせます。さすがにEscape R3の時よりは、抜かすのに手こずるけどw
サドルは固めなので、コツコツと路面からの突き上げがきます。けど、タイヤが太いので、路面の段差などからの衝撃をある程度吸収してくれるので、ハンドルが急に取られる感じはありません。
長距離通勤にはしんどそうだけど、30分程度の通勤や普段の乗り回しには走ってて楽しい自転車です。
通勤用自転車としてここが良い
- ディスクブレーキで雨の日も安心
- センタースタンドが標準で装備
- 乗車姿勢が楽
通勤用自転車としてここがイマイチ
- 泥除け、ライト、鍵は別購入
- 重量 12.4kg はずっしりくる重さ
- 小口径タイヤは長距離通勤にはしんどい
tern AMP F1
- 2020モデル ¥63,000(税別)
- カラー 3色 ゴールド シルバー オリーブ
- 重量 12.4kg
- WHEEL SIZE: 20″
- wheelsSPEEDS: 1 x 8
- FRAME SIZES: 46 cm; 50 cm
- GEAR INCHES: 28″ – 98″ (3.07 – 7.81 m)
- SUGGESTED RIDER HEIGHT: 46 cm: 155 to 165 cm (5’08” – 5’5”); 50 cm: 165 to 175 cm (5’5” – 5’74”)
- MAX LOAD WEIGHT: 110 kg (240 lb)
- FRAME: Tern x Kitt Design, Chromoly, tig-welding
- FORK: Hi-tensile straight fork
- STEM: Forged Alloy, ø28.6, 48mm
- HEADSET: Threadless alloy
- HANDLEBAR: BMX bar steel bar, ø22.2, 680mm
- GRIPS/BAR TAPE: Kitt custom / black
- SADDLE: Kitt Custom / black
- SEATPOST: Forged, Alloy, ø27.2 / 300mm
- FRONT BRAKE: Mechanical Disc Brake, TEKTRO MD-M280
- REAR BRAKE: Mechanical Disc Brake, TEKTRO MD-M280
- BRAKE LEVERS: Alloy lever
- FRONT WHEEL: Kitt Custom, Crow 2.0 for Disc, 20mm Height, 28H, 100mm
- REAR WHEEL: Kitt Custom, Crow 2.0 for Disc, 20mm Height, 32H, 135mm
- TIRES: KENDA K-RAD, 20×1.95, F/V
- SHIFTER(S): Shimano SL-M310, 1×8 spd.
- FRONT DERAILLEUR: N/A
- REAR DERAILLEUR: Shimano RD-M310-L, Altus, 8 spd.
- CRANKSET: Kitt Custom Alloy, 52T
- CASSETTE/FREEWHEEL: Shimano, CS-HG31, 11-32T, 8spd.
- PEDALS: Plastic Black
- KICKSTAND: Single Center kickstand, aluminum