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今日、突然のゲリラ豪雨で事務所の近くに落雷。その直後、停電。
事務所で仕事中に停電など経験がなかったので、みんな軽くパニック状態になりました。
事務所内の停電や雷被害対策の重要性を身をもって体験。
対応策をまとめてみる。
突然の停電、雷雨に備える
落雷、雷雨はある程度、予報などで備えることが可能です。でも停電は予知できません。
いきなり停電になると、うわっ、パソコン消えた! うぉー、作成中の資料がぁ などあちこちでパニック状態に陥ってしまいます。
備えあれば憂いなし。いざという時に備えましょう。
UPS
事務所内にサーバーを設置しているなら必須。
停電による突然のシャットダウンで、大事なデータが破壊されたり、場合によってはサーバー本体が壊れる恐れもあります。UPSがあれば正常にサーバーをシャットダウンさせる事が可能です。
UPSは大きなバッテリーなので、年数が経てば性能が落ちてきます。2年を目安にバッテリーを交換しましょう。
わたしが働いている事務所のUPSは、今年買い換えたばかり。今日の停電でも、しっかりとバッテリーが作動し、サーバーを正常シャットダウンさせることができました。もし今年買い替えていなければ、サーバーも即落ちていたと思います。こわっ。
ノートPC
仕事用のパソコンは、全てノートPCで揃える。これ、意外と重要。
突然の停電がきても、ノートPCならば内臓のバッテリーで動きます。作業中の資料などを保存してから正常にシャットダウンさせることが可能です。
でも、デスクトップPCだと有無をいわさず落ちます。作業中のものも全て消えます。こわっ。
雷サージ対策
雷サージとは
落雷時、電線などの高所にある物に瞬間的に発生する有害な過電圧や過電流のことです。
雷の基礎知識 | サンワサプライ より
電話線、電源線、アンテナ、大気中を通って家の中に進入し、このサージの電圧によって電気機器は絶縁破壊や誤作動・劣化などの影響を受けます。雷ガードは、内蔵された吸収素子(バリスタ)が雷サージを吸収することで、接続機器を守ります。
近くに落ちた雷の高電圧の電流が、電線から事務所内などの電源ケーブルをつたい電子機器を破壊することがあるそうです。
UPSの中には、雷サージ対策機能が備わったものもあります。停電時の対策と含めて、大事な業務用サーバーやパソコンはUPS経由で電源をとりましょう。
SPD、サージ防護デバイス(Surge Protection Device)を専門に開発しているメーカー、昭電の製品。JIS規格にも対応したコンセントタイプ。
このサージコンセントを壁のコンセントに差し込み、そこから電源タップをとります。電源の根本でサージ対策を施すことで、雷被害を最小限に抑えることが可能です。
マニュアル
突然停電になった時、みんな少なからずパニックになります。そんな時でも冷静に行動できるように、マニュアルを作りましょう。
作ったマニュアルは、必ずプリントアウトし紙の状態で保管します。
うわっ停電だ。マニュアルどこだっけ?
あ、ファイルサーバーの中だ。って落ちてるじゃん、見れないよ。
という状態になりかねません。
- パソコンの電源を切る
- コンセントを抜く
- LANケーブルを外す
など簡単なチェックリストでもいいので、必ず紙で保管しておこう。